デジタル顕微鏡について

マイクロスコープ

概要とメリット

デジタル顕微鏡はマイクロスコープとも言い、接眼レンズの代わりにカメラを搭載したタイプの顕微鏡です。その為、一般的な光学顕微鏡とは基本構造が異なります。まず、マイクロスコープはレンズ越しではなく、モニターを通して対象物を見るので、リアルタイムの情報を複数人が同時に共有できるメリットがあります。また被写体深度が深く、全体の観察に優れています。観察距離も従来式の顕微鏡に比べて長く、対象物を奥までつぶさに観察できます。この他にもマイクロスコープはズームレンズを採用しています。これにより、レンズの交換によって倍率を変更するレボルバ方式よりも簡易に倍率調整する事が可能です。このようにマイクロスコープは光学顕微鏡よりも多くのメリットを持ちます。近年では医療法人、特に歯科での導入が進んでいます。医療用のマイクロスコープは最大で二十四倍程度拡大でき、今まで肉眼では捉えきれなかった精度の高い治療が可能になりました。元々歯科治療は細かな作業の連続なので、マイクロスコープとの相性が良かった事も導入が進んでいる理由の一つです。マイクロスコープ自体への信頼性も高く、医療先進国のアメリカ合衆国では歯科治療に際してマイクロスコープの導入が法律で義務付けられています。虫歯などは歯を削るという治療法になるので、視野を拡大して正確な治療を行えるマイクロスコープは有意義な道具となります。診療速度が向上し、患者の負担を減らせるメリットも大きいです。

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